今の状況で「できそうな活動・参加」を
やってみようという気持ちになり(意欲の高まり)
物事の結果は自分の行動次第で決まる(自分次第)
という考えになってきて、
「行動を起こそう」
という気持ちになってくる段階です。
指示待ちの姿勢から脱却してきます。
主体性3要素のうちの
「意欲」「自分次第」の2つが揃いますが、「自信」は揺れ動きます。
「発症前の自分と現状の比較」
ではなく、「発症後の改善したこと」
に目を向けることができ、
自分の障害と環境でできそうな生活イメージ
がついてき始めます。
病前の価値観とは別の価値観を認め始め「自分はこれでいいのかもしれない」
と考えるようになってくる時期であり、
「自分らしさ」を模索して、
行動を広げて行ける段階です。
第2段階「行動を起こす準備段階」
第3段階「行動を起こせる」
第4段階「行動(生活全体)をマネジメントできる」
それぞれの段階についての説明は、
上記リンクで見られます。
「主体性回復モデル」の詳細は
「脳損傷による中途障害者の長期的な主体性回復のプロセス」
という題名で
”Japanese Journal of Comprehensive Rehabilitation Science
(JJCRS)”
にアップロードされています。
日本語論文URL:http://square.umin.ac.jp/jjcrs/2019_29-36j.pdf
英語論文URL:http://square.umin.ac.jp/jjcrs/2019_29-36e.pdf
でご確認いただけます。
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